本編目次へ

 この大会、まず大会要項を受け取った時から腹が立った。要項そのものがあまりにもお粗末である。まるで思いついた順に項目を書き加えていったような文章・構成。
 「懇親会のことはどこに書いてあったっけ?」
 「あれっ? 確かセミナーをやる、ってどこかに書いてあったよな?」
 もう、どこに何が書いてあるのか探すのが大変。何度も見ている主催者や常連さんは覚えているからなんとも思わないのだろうが、初めて見る人にとってはまるで神経衰弱ゲームのような要項である。回数を重ねているわりに、どうして改善されていかないのだろうか? 常連さんが多いと聞いていたが、不満に思わないのだろうか? もっとも、常連になれば、ルール等が大きく変わらない限り要綱はほとんど必要ないから”まぁ、いいか”と思うのかもしれないが。
 時系列に進行表を作ればわかりやすいだろうに、と思う(コースガイドといっしょに要項も作ってみようかと思っている)。

 受付もわかりずらかった。もっとも、これは私だけだったかもしれない。
 事前の案内には、「瑠璃光寺本堂右側にて行います。」とある。瑠璃光寺に行って「受付」の文字を探してキョロキョロする。あった、と思って近づくと、お寺のお払いの受付。おっと違った。えっと、右側、、、 それらしいのが見当たらない。
 受付を済ませたランナーらしき人がいたので、場所を尋ねる。すると、無愛想に「あっち」と指をさす。なんだかお寺の土産物屋らしきものはあるが、受付のようなものは見えない。右側の小道を入って行くのかな?
 小道を行くと、お寺の裏山を登って行く。しかし、ひと気がなくなった。これはおかしい。元に戻ってまたキョロキョロする。すると、、、
 土産物屋かと思って先ほどは目を背けて前を通ったが、なんとそれが受付だった。先ほど私が尋ねた人は、「なんで受付の前で、受付の場所を聞くんだろう?」と怪訝に思ったのであんな無愛想だったんだと気づく。
 しかし、それでも「受付」の文字は見当たらなかった。ただ、小さな要項が後ろの壁に貼ってあるのが見えた。これまた不親切だな、と思った。


 申込み後、ゼッケンナンバー、宿泊先を記入した「大会ご参加の皆様へ」という用紙が送られてきた。これには、「140キロ・70キロ・35キロは5/3、15時より1時間説明会を行います。」としっかり記載されている。そこで、先に受付を済ませた後、15時に間に合うように会場(県警武道館)に行った。すると、時間になるといきなりどこかのおじさんがマイクを持って、愚痴をこぼし始めた。「なんなんだ。このおっさん。」と思いながら話しを聞いていくうちに、どうやら実行委員長の小野氏らしい、と想像がついた。自己紹介をしなくても、みんな知っている有名人だったらしい。
 愚痴が終わると、本題の説明が始まった。何の前触れもなく、突然名札の話し。「あれっ?、さっき受付でもらった封筒には入ってなかったぞ?」と思いながらももう一度封筒をひっくり返して確認してみるが、やはり入ってない。話しを聞いていくと、「反射板になっていて・・・云々」と言っている。どうやら夜間走る140kmの部の人たちを対象とした話しらしい。なんだ、だったらひと言「140kmの人は・・・」と冒頭に言ってくれればいいのに。
 コース説明が最後にあった。それにしても、レース前、主催者から渡されたのはマンガみたいな地図といい加減な断面図のみ。それでいて、事前の説明会では「コースは地図を見て探せ。それがマラニックだ。」とは、何たる言い草。乱暴極まりない。
 しかし、走ってみて、実際は細かすぎて作成するのが無理なのかな、と同情しかけた。ところがゴールしてから知った。250km,140kmの部には交差点等の詳細図や距離算定表などが配布されていたとか。なぜ70kmの部には配れないのだろうか?
 とりあえず140kmコースの説明が終わった。先に140kmの説明をしちゃってから、次に70kmの説明になるんだな、と思い、期待したら、説明会そのものが終了してしまった。「なんなんだ? 70kmも35kmも無視をしたこの説明会は!」


 私と同じく、初めて70kmに参加する友人があとで個人的に質問にいったら、「70kmは明るい時間に走るんで迷わないから大丈夫」と返事されたとか。どうして説明会で、そのひと言すら言わないんだろうか。70kmに初参加の人は何もわかっていない、ということがどうしてわからないのだろうか?
 と、その時は憤慨したが、あとで受付でもらったプログラムを見て納得した(というより、そう思って納得することにした)。そこにはこう書いてあった。

◆説明会 選手説明会は下記のように開催します。
     250km 5月2日 15:00〜16:00 県警武道館
     140km 5月3日 15:00〜16:00 県警武道館
     (250、140kmについては開会式を同時に行います)
 これだけ。つまり、私が出た説明会は140kmの部の説明会であり、70km、35kmの部の人は相手にしていなかったのである。
 70・35kmの部は明るい時間に行われるので、心配がいらないらしい。というか、心配しなくてもいいように明るい時間に走るように設定しているのかもしれない。いずれにしても、主催者にしてみればおまけのようなもので、人集めのための種目じゃないのか、と勘ぐりたくなった。

 それにしてもほんのちょっとした配慮があれば、上記のことは誤解もせず、不快にも思わなかったのに、どうしてそのちょっとした配慮がないのだろうか。そんな運営に対し、スタート前は不快感が満ちあふれていた。
 ウルトラセミナーや懇親会のこと、そしてその会場の説明もなし。掲示板、案内板らしきものも見当たらなかった。説明会に出る前はこの点を質問しようかと思っていたのだが、腹が立ったので、両方とも申し込んでいたけど無断欠席した。


本編目次へ