バイクとランを比べると、女子はバイクに弱く、ランに強いという傾向は距離に関係なくどの大会でも共通にあるようです。
　総合順位を上げるには、大会によって、力を入れる種目の傾向も出るんじゃないかな、と思ったりするのですが、、、

オロロン、宮古島、皆生、佐渡A、佐渡B
ハスカップＡ、ハスカップＢ、平取
五島、下北、波崎（ミドル、オリンピック、ショート）

※：グラフには、未完走者が含まれているものもあります。
※：相関係数の算出は、完走者のみの順位で行なっています。
※：順位ではなくて、時間で比較したグラフを現在作成中。
※：ハスカップ大会年度別時間比較グラフ

　このようなグラフを見ると、どうしても３種目のバランスに気をとられがちです。しかしそれよりも、大会ごとに特徴があるらしいという点に着目してはどうかと思います。
こんな感じか？

• オロロンはスイム割合が小さいためか、スイム順と総合順との相関性が小さい。
• 下北のスイムは、割合が小さいわりに、スイム順と総合順との相関性は大きい。
• 下北のバイクは、割合が大きいためか、バイク順と総合順との相関性がきわめて高い。
• 総距離が増えるとスイムをがんばってもあまり総合順には効いてこないように思われる。
• バイクも同様に、総距離が増えると総合順との相関性が小さくなっているように見える。
• オロロンはバイクの占める割合が高いわりに、バイクと総合順との相関性が小さい。
• ハスカップとオロロンのスイム順位が総合順位に影響してこないのは、北海道のスイマーにとっては受難か？

• スイムの占める割合が高くなると、わずかであるが相関係数が高くなる傾向があるように見える。
• バイク、ランの割合と総合順位との相関性はないように見える。

• キロ当たりのタイムは、完走者全員の各種目平均タイムを距離で割ったもの。
• バイクのスピードは距離に関わらずほぼ同じというのは興味深い。
• ただその中でも、皆生が遅く、五島がやや遅いのはコースの難度を表しているように思う。
• 皆生とオロロンのスイムがやけに速いのは、距離疑惑？
• 佐渡のＡとＢを比べると、Ｂの方が距離が短くてもペースが上がらないのは参加者のレベルの違いを反映しているのか？
• ハスカップＢタイプのスイム、バイクが遅いのは、初心者を対象としたカテゴリーゆえでしょう。
• ハスカップＡタイプ、平取のスイムが遅いのは、北海道のスイムレベルを表しているのだろうか？

　本分析は、私の全くの興味で作成したもので、コメントについても独断と偏見でつけておりますことをお断りします。
　なお、元となったデータは、すべてインターネットにより入手したものです。

　お気づきの点がありましたら、メールにてお教えください。

　H13年11月末に、大阪の石橋様より、ドラフティングレースに
ついて行なった分析結果をお送りいただきました。
　石橋様にご了解いただきましたので、こちらにご紹介します。