途中で戦意喪失し、唯一、コース途中でバスが待っているリタイアポイント(31.5km地点)でレース離脱。
戦意喪失原因
その1:板が滑らない。下りでびゅんびゅん抜かれる。当然、平地でもスピードが乗らず、ついていけない。
その2:レーシングスーツの下は、これまでは半袖Tシャツしか着ていなかったが、今回はなんとなくひよって長袖Tシャツにしてみた。ただそれだけの違いなのに、腕が全然動かない。つまり、ストックが使えない。
その3:天気予報を見誤った。朝起きたときに見た天気予報で、朝の気温がマイナス1℃とわかる。寒くない。その時点で、長袖じゃなくて半袖にしようかと頭をよぎったけど、なんとなく準備していた長袖を着てしまった。腕は動かないは、暑くて汗をかき眼鏡は曇るは、といいことまるでなし。
その4:同じく天気予報では、午前中雪で、昼頃雪はやみそうな感じだった。でも少なくとも晴れそうもない。そこで、サングラスをやめて、透明のオーバーグラスをかけてスタート。ところが、途中で晴れてきて、まぶしい。
10キロくらいまでは何とかレースをしていたが、だめだ、と思った瞬間、ぞろぞろとごぼう抜かれ。こんなにもスピードが出なくなるものかと、自分でもあきれた。
給水・給食箇所で立ち止まってパンやらおにぎりやらを食べ、コースをのんびり滑ったのは、初参加のとき以来じゃないだろうか。
マラソンと同じく、もう、タイムを狙って滑るのはやめようかな、と思った。
横浜市在勤資格で参加。
そのクロカンレースは、例年約2.5キロのコースを2周回なのが、雪不足のためコースが取れず、1.2キロを3周回。こちらは、私は年配組で優勝候補であったが、今年は下から1人速いのが上がってきて、20秒差で2位。
ついでで出ているアルペンレースは、例年250名余りの全員が同じコースを滑るのだが、雪不足の影響でSLもGSも若者組と年配組の半分に分けて別のコースを滑ることになった。
スタート順は誕生日の早い順(つまり、年の順)で、私は、なんと若者組の最年長。つまり、1番スタートの栄誉を受けることになり、気持ちよく滑ることができた。
道具のせいにするわけではないが、板はレース用のものではなく、チューンナップも全くしていないので成績は問題外だったが、 こんなにアルペンのレースを楽しめたのは初めてかもしれない。